ドメインを使ったSEO対策とは?
ドメインとは、ネットワークに接続しているコンピュータの場所を示すインターネット上の「住所」のようなものです。重複することはなく、全く同じものは存在しません。
ホームページのアドレス(URLUniform Resource Locatorの略)のhttp://www.xxxxx.com 太文字下線の部分が、ドメイン名です。
このドメインを使ってもSEO対策ができるのです。
ここでは、ドメインがどのようにSEO対策になるのか、説明していきます。
ホームページのドメインとSEOのキーワード
上位表示させたいメインのキーワードを「マンゴー 沖縄」にした場合を例にすると、このホームページではどんなドメインを取得すると、SEO対策として有効なのかを考えてみます。
キーワードをURLのドメインに入れたい場合、単語にすると「okinawa」「mango」となります。
このキーワードを含めたドメインをいくつか考えます。
- mangookinawa.com
- mangookinawa.jp
- mango-okinawa.com
- mango-okinawa.jp
ドメインは、他の人がすでに取得している場合は使うことができません。そのため、このキーワードを使ったドメインが取得できるかどうかを、まずは、調査します。このドメインを誰も使っていなければ、自分のドメイン名として使うことができます。
日本語ドメインはSEO対策に効果があるのか?
最近、http://www.日本語ホームページ.comのような、日本語URLのホームページも増えてきました。
実は、下記の二つのドメインを、Googleは同じものとして認識します。
- 沖縄マンゴー.jp
- xn--uck6dtctb2089c63va.jp
上は日本語を使ったドメイン、下はPunycode(ピュニコード)と言われる、英数字以外の言語で入力された文字列を、既存のDNSサーバーでも扱えるようにするために、英数字コードへと変換するアルゴリズムです。
日本語のドメインは、アンカーテキストが無くても、URLのリンクを貼るだけでアンカーテキストになります。しかし、ドメイン自体がアンカーテキストになっているため、ドメイン以外のキーワードで上位表示するのが難しくなってしまいます。そのため、ロングテール戦略には向いていません。
日本語ドメインは、上位表示されやすいというメリットがあります。しかし、メールアドレスやURLが表示されるSNSなどではピュニコードが表示されて、文字列が長くなり扱いづらい、WEB上のツールの一部が動作しない、などのデメリットもあります。
元々、Googleは検索ユーザー視点に立ち、ユーザーが見えない部分に対しては、評価しない傾向があります。
URLもユーザーが意識しなくなっているため今後は、URLに日本語を含めることがSEO対策としては、有効ではなくなっていく可能性があります。
日本語ドメインのメリット、デメリットをしっかり把握したうえで、ドメイン名を決めましょう。
ドメインを取得したら、どんなURLを付けるのが良い?
ドメインを取得したら、アドレスを決める必要があります。特にトップページのURLを決める際には、www.を付けるのか、www.を付けないのかを決める必要があります。
www.が付いていると、URLだとわかる事がメリットですが、実はつけなくても、問題は無いのです。以前からの慣習で、URLに使っているだけなのです。
最近はwww.を付けないことで、URLが短くなり、入力しやすいため最近はwww.を付けない場合も増えてきました。
www有り、www無し、どちらでも良いのですが、一つのホームページでwww.を使うかどうかは、統一する必要があります。どちらのURLでもアクセスできるようにしてしまうと、googleは二つのサイトと認識して、アクセスが分散してしまうのです。必ず、どちらのURLにするか、決定し、統一しましょう。