SEOキーワードの3つの種類とは?
SEOで使われるキーワードにはいくつかの種類があります。
ここではキーワードの種類と違いを説明していきます。
ビッグワードとは何か?
キーワードの中でも、月間検索件数が10万件以上あるようなキーワードをビッグワード(ビッグキーワード)と呼びます。多数の検索がありますから、ビッグキーワードで上位表示されれば、自社ページへのアクセスも多くなるでしょう。
しかし、ビッグワードはライバルも多く、上位表示が大変難しいのです。
またビッグワードが「頭痛」「ダイエット」など、ひとつの単語の場合、その単語のみで検索するユーザーが、自社が望むような行動を起こしてくれるとは限りません。
スモールワードとは何か?
ビッグワードに対して、スモールワード(スモールキーワード)という言葉があります。
これは、検索数が少ない、人気のないキーワードの事です。検索結果の表示件数が少ないため、上位表示も容易なことが多いキーワードです。また3つ以上の単語の複合キーワードもスモールワードになります。
また、キーワードツールで調査すると月間検索数が10件以下の少ないキーワードです。しかし、ビッグキーワードと合わせた複合キーワードにした場合、成約率(コンバージョン率)が高いキーワードになる場合も多く、ライバルも少ないため、SEO対策が上手くいって、上位表示ができれば安定して上位表示できるのです。
ビッグワードとスモールワードを組み合わせる
ビッグワードは、検索数が多いけれど、上位表示は難しく、成約率も上げにくい。スモールワードは上位表示が容易だが人気が無い。では、どうしたら、良いのでしょうか。そこでビッグワードとスモールワードを合わせて、本当に成約してくれる可能性が高いユーザーが検索するようなキーワードの組み合わせを絞りこんでいくことが大切になってくるのです。
その際に注目するポイントは、スモールワードは成約率が高い(購入する意欲の高い人が使う)キーワードを使う事です。
成約率の高いキーワードは地域などの限定の場所を表す単語(例:特定「県」「市」などや地方など)、緊急度の高い単語(例:「故障」「修理」「破損」「24時間対応」)すぐ取り寄せられ、すぐ届く、即効性を表す単語(「即日配達」「即納」)、比較検討する単語(例:「相場」「価格」「比較」)などがあります。
ニッチワードとは何か
SEO対策に望ましいキーワードは、競合が少なく上位表示されやすく、検索数が多いキーワードです。これを「ニッチワード(ニッチキーワード)」と呼びます。ニッチはもともと「隙間」のことですが、この場合は専門分野の市場の事を指します。特定の専門分野で集客が可能なキーワードがニッチワードです。
ニッチワードを見つけるには、とにかく徹底的に色々なキーワードで検索をすることと、キーワードツールで調査をして、競合が少ないキーワードを探すことです。
ニッチワードは、検索数が多くライバルが少ないキーワードですが、ニッチワードとは逆に、検索数が少ないのにライバルが多いキーワードもあります。そのようなキーワードでSEO対策しても効果が得にくいので、販売商品などが、そのワードに該当する場合は、違う側面から、ニーズがあるキーワードを探すようにしていきましょう。