優れた独自コンテンツは最強のSEO
SEO対策には、何より良いコンテンツが一番有効です。ホームページに良いコンテンツを集めて集客することをコンテンツマーケティングと言います。
ここでは、コンテンツマーケティングという考え方を踏まえて、なぜコンテンツが良ければSEO対策になるのかを解説していきます。
SEOに求められる良いコンテンツとは
世界的に一番利用されている検索エンジン、Googleのアルゴリズムはブラックボックスで、どのような仕組みで何を基準に上位表示されるのか詳細は不明です。しかし、Googleが求めることは、Googleのウェブマスター向け公式ブログで公開されているので、これを参考にすると、Googleが良いコンテンツに求めているものが見えてきます。
Googleが良質と判断するホームページが上位表示されるなら、この基準に沿って、コンテンツを作成することで、コンテンツマーケティングによる、SEO対策になると考えられます。
Googleが伝えたい、良質なサイトを作るためのアドバイス
この文章、2012年9月7日に公開された、Googleのウェブマスター向け公式ブログの内容から、引用しています。興味がある方は全文をお読みください。
Googleのウェブマスター向け公式ブログ 良質なサイトを作るためのアドバイス 良質なサイトとは?
- あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
- この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか?それとも素人によるものか?
- サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
- あなたはこのサイトにクレジットカード情報を安心して提供できるか?
- この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
- このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基づいて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
- この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
- 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
- コンテンツはきちんと品質管理されているか?
- この記事は物事の両面をとらえているか?
- このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
- 次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
- コンテンツが外注などにより量産されている
- 多くのサイトにコンテンツが分散されている
- 記事はしっかりと編集されているか?それとも急いで雑に作成されたものではないか?
- 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
- サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
- 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
- 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
- ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
- 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
- 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
- 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
- ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
- このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
上記を読むと、ホームページのコンテンツが、閲覧するユーザーのためになるかを、Googleが判断していることがわかります。
つまり、ユーザーが求める内容を提供できるホームページをGoogleは良いホームページとして上位表示しようとしているのです。
結局、良いコンテンツとは何なのか?
Googleが提唱する内容を見ると、ユーザー目線で良い情報を提供してくれるコンテンツが良いページであると述べていることがわかります。また内容が濃いだけではなく、特定のキーワードで検索されたとき、望んだ情報が表示されるページであることも重要です。
ユーザー目線でみた良いコンテンツとは何かは、自分が検索ユーザーの立場で考えると、どんなホームページが良いのか、見えてくると思いませんか?
納得がいく情報をくれるホームページなら、一度ならず何度も閲覧するでしょう。また、有益なページだと思えば、そのページを、ソーシャルブックマーク(はてなブックマークなど)に登録したり、ブログでリンクを張ることも増えます。見やすくて、必要な情報にたどり着くのが容易であれば、そのページから何か買う事も増えるかもしれません。
結局は、特別な裏ワザを使って、検索順位を上げるのではなく、ユーザーの立場から、便利で使いやすく、情報が豊富で為になるホームページになるように、丁寧にコンテンツを作り上げていくことが、コンテンツマーケティングの基本であり、SEO対策として有効になるのです。